まさかチャリで来るとは  

自由律俳句のブログです   タイトルは 『まさかジープで来るとは』のパクリです(笑)

勝手に当てるなと電話口で怒っていた父

◆ルパンよアンタも美容整形か

 

 

 

◆これだけでやりくりしてますと見せてるけどヴィトンの財布

 

 

 

◆貧乏農場の尺でアメリカを思い知る

 

 

 

◆キムタクでもダメか。

 

 

 

◆カーテンとお揃いの服でうれしいか

 

 

 

 

◆あの子供には麻酔銃もやむなし

未だにワニを意識して線の内側を歩く

◆先をみこして泣いたけど全然違った

 

 

 

◆変な走り方でなけりゃ好きになったのに

 

 

 

◆まだ飲んでますと言えずに下げられる

 

 

 

◆咄嗟に綺麗なほうをあげた後でちょっと凹む

 

 

 

◆遺書を見つけてくれるか不安じゃないのか

 

 

 

◆何だっけ厭な感情だけ残ってるけど

 

 

 

◆手で切れるのに手で切れず口を切る

 

 

 

◆この1に見せかけた先っぽはどうせ削れば4なんだろ

しまった頼みの卵が無い

◆落ちてる片方の手袋で冬の到来を知る

 

 

 

◆ナプキン持ってますか?あら!おばちゃんとっくに無いのよと笑われた頃

 

 

 

◆リカちゃんの髪を切って妹に泣かれたことがある

 

 

 

◆痴漢ですと訴えたらまだ検挙してもらえるだろうか

 

 

 

◆思えば関ジャニあたりからだ

 

 

 

◆ここは引き止める場面だろうか

 

 

 

◆やっぱあの頃りんご飴食べときゃよかった

別れてから名前を思い出す

●女子会に無理がないか

 

 

●なぜティッシュの手を引っ込めた

 

 

 ●ここは本当に食べていい部分なのか

 

 

 ●声からの想像とは違った

 

 

 

 ●思えばフナの解剖からだ

 

 

 

●音姫が小さくて焦る

 

 

 

●挨拶しか交わさない人と帰りにまた会う

どこまで自転車を起こすか迷う

◆後から登場したほうが格好良いと思っているでしょ

 

 

 

◆そういえばふりむくな鶴吉は好きだった

 

 

 

◆髪に付いてたゴミを言えずに別れる

 

 

 

◆思えば手の甲で痛点を探す絵からだった

 

 

 

◆だって真ん中走ってたじゃん

 

 

 

◆同じビニール傘でも自分のだと分かる自信がある

 

 

 

◆横にずらしてくれれば私のカゴを置けるのに